現役大学生である鈴村萌芽社長が昨年11月に立ち上げたmusubun(名古屋市)。福祉のボランティア・インターン・アルバイトをしたい学生と、それらを募集したい福祉事業者をマッチングするプラットフォームを提供する。

事業内容や、学生に介護に興味をもってもらうポイントについて、鈴村社長に聞いた。

 

鈴村萌芽社長

 

 

 

――事業内容について
鈴村 学生側は、福祉施設でのボランティアが一元化されているサイトがなく、情報が探しづらい。一方、施設側は「HPで募集してもアクセスがない」という悩みを持っている。そこで、情報を集約したサイトを作った。

 

学生はプロフィールを無料登録することで、アプリを通じ情報を検索・応募可能。施設側は、事業所単位で年間契約すれば募集情報を掲載し放題としている。学生への報酬は施設ごとに決めており、成約料はない。

現在、約50事業者と契約し、学生は約300名登録、200件以上のマッチングが成立している。

 

 

――なぜこの事業を始めようと思ったか
鈴村 大学1年生の時に福祉施設にボランティアに行く機会があり、福祉の面白さに気が付くと同時に人材不足の課題も知った。解決するには、自分のように1歩施設に足を運んでみて、福祉を知る学生を増やすことが〝起爆剤〞になると考えた。

 

愛知県のスタートアップ補助金に採択され、ビジネスコンテストで優秀賞をもらったことを機に起業した。

 

 

学生と施設を“むすぶ”プラットフォーム

 

 

 

――学生による学生のためのサービスだからこその特色は
鈴村 提供したいのは「求人」ではなく「福祉体験」。花火を一緒に見る、ピザづくりなど福祉を押し出しすぎず、学生も楽しみやすいものを多くしている。

 

興味を持ってもらうため【イベントの企画・運営】【新しいことにチャレンジしたい学生必見】といった文言を採用。【理系・管理栄養士を目指す学生におすすめ】といった学部ごとにターゲットを絞った募集も人気だ。

参加のハードルを下げるため、「すぐに応募」「まずは見学」「チャットでやりとり」を選択できるようにし、施設側がスカウトできる機能も設けた。

 

 

――今後について
鈴村 年内に学生の登録1000名を目指す。認知度を高めるべく、産学連携に注力していきたい。既に複数の大学と連携し、musubunでの福祉体験が単位として認定される仕組みを作った。

また、大府市と連携し、事業者にサービスの紹介をしてもらっており、自治体との連携も強化していく予定。

 

 

 

 

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