一般社団法人日本介護支援専門員協会(東京都千代田区)は8月19日、介護保険施設に勤務する介護支援専門員を対象に実施したLIFFの活用などに関する調査の結果を発表した。4割弱が「LIFEの内容や必要性が十分に理解できていない」と回答している。

 

 

施設勤務ケアマネ対象に調査

 

この調査は今年3〜4月にインターネットを通じて実施。有効回答数は426。回答者の年齢層は40代が39.9%で最も多く、介護支援専門としてのキャリアは10年以上が45.5%。51.9%が他業務も兼任している。主任介護支援専門員取得者は26.8%(研修受講中含む)。

 

「ケアマネジメントを取り巻く課題」(予め用意された選択肢の中から1つ選択して回答:以下同じ)で最も多かったのは「ケアプランが画一的になってしまう」で37.1%。以下「本人の意思決定が難しい」の20.7%、「インフォーマルサービスが乏しい」「兼務のため介護支援業務を行う時間が少ない」がともに11.5%。協会では「施設内という限られた社会資源・日課・職員体制が画一的なケアプランに影響を及ぼしているのではないか。施設外の社会資源を活用した具体的な好事例を示すことなどが求められる」と考察する。

 

「研修やスキルアップについての課題」では「施設介護支援専門員を対象とした法定外研修が少ない」「法定研修が施設介護支援専門員向けのカリキュラムになっていない」がほぼ同数で上位となった。

 

「LIFEについての課題」では、「内容や必要性が十分に理解できていない」が37.6 % で最多。次いで「フィードバック票のケアマネジメントへの反映が難しい」の27.9%、「運用について多職種の協力が得られにくい」の9.6 %(グラフ①参照)。

 

 

 

協会では「LIFEの必要性や活用について十分に浸透していない実態が伺える。LIFE活用が今後のケアマネジメントに大きく影響していくことを鑑み、説明や活用のヒントなどを示していく必要がある」などとコメントしている。

 

 

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