ニチイホールディングス(東京都千代田区)は1日より、ティーアンドジー(大阪市)及び傘下のポプラコーポレーション(大阪府豊中市)、ポプラ訪問看護ステーション(同)の株式を取得(子会社化)する。
なお、社会福祉法人池田さつき会(同池田市)が運営する一部事業をポプラコーポレーションへ事業譲渡する件についても、行政に申請している。

 

譲受施設は、大阪府内のサービス付き高齢者向け住宅9施設、訪問介護3事業所、デイサービス3事業所など計19事業所。
在宅から居住系介護に至るラインナップを取り揃えたトータル介護を全国各地で展開するニチイHDは、この事業譲受により、近畿エリアにおいて両グループが持つネットワーク・介護ノウハウの融合を図り、より最適なサービスの提供につなげる、としている。

 

ニチイHDは21年7月に滋賀県・京都府などで住宅型有老・サ高住など7施設を、今年3月は大阪府でGH12施設・介護付有老2施設などを運営していた事業者を買収。積極的なM&Aで関西エリアの事業を拡大している。同社は20年11月、MBOにより上場を廃止。現在は投資会社ベインキャピタルの傘下。

 

 

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう