リビングプラットフォーム(LPF/札幌市)は10月4日、米シリコンバレーのテクノロジー企業であるVoxela社に出資したと発表した。出資額は公開していない。今後、自社施設への導入も検討していく。
LPFは東証グロース市場に上場している介護事業者。全国主要都市で高齢者施設や保育・障がい者施設を展開している。
LPFが出資したのは2021年米シリコンバレーで設立されたVoxela社。AI画像解析技術を用いた見守りソリューション「Voxela VCare」を開発している。
画像から転倒・徘徊を検知・通知するだけでなく、アセスメントから日常のモニタリングまでを一貫して行うことができるという。モニタリングに使用するカメラ映像はプライバシーやセキュリティに配慮し、必要な情報だけを収集、AI画像解析により問題につながる動きを検知して通知する。
Voxela社はすでに複数のベンチャーキャピタルから出資を受けており、資金調達は総額1億円を超えたという。