tumsグループ(東京都江戸川区)の社会福祉法人春和会(同)は10月1日、多床室の従来型とユニット型を併せ持つ特別養護老人ホーム「タムスさくらの杜 南葛西」(同)を開設した。空床を共生型のショートステイとする予定だ。

 

全115床で、そのうちユニット型が84床、従来型が31床。「同一建物内でどちらも運営することで、低所得の人から個室希望の人まで、幅広く受け入れることができる」と櫻井武志施設長は語る。

 

櫻井武志施設長

 

 

 

開設から1ヵ月時点で、全室満室。今後、既に開始している介護のショートステイのほか、共生型の認定を受け、年明けを目途に運営を開始する予定だ。「江戸川区内に共生型運営のニーズがあり、それに応える形となった」と櫻井施設長は言う。

 

クリニックから始まったtumsグループ。江戸川区を中心とした都内城東地区、千葉県や埼玉県まで、70を超える事業所を運営する。運営する病院は5拠点、クリニックは24拠点。「タムスさくらの杜 南葛西」では、グループ内3病院と連携体制をとり、入院が必要となった際のバックベッドとして機能する。嘱託医もグループのクリニックの医師が担っており、情報連携、緊急時の対応も円滑に行えるという。歯科、皮膚科、耳鼻科など多様な科目の医師が往診に対応。「夜間往診にも対応できる」(櫻井施設長)

 

 

「タムスさくらの杜」の外観

 

 

 

グループで13拠点目の特養となる同施設には、既に特養での勤務経験のあるベテラン職員が揃う。グループを挙げて自立支援を掲げており、開設から1ヵ月の時点ですでに半数の入居者がおむつを使用せずに過ごしている。既存施設では、紙おむつを使用しない入居者が約9割。同施設の開設1ヵ月前から、既存施設での成功事例などを共有し、スタッフの研修も行った。

 

 

「自立支援のポイントは、下剤をやめること。そのための食事、運動、水分摂取を徹底する」と櫻井施設長。軽い体操や歌唱、散歩など、利用者に合ったスケジュールを組む。

 

 

同グループでは、来年2月、急性期病棟、地域包括ケア病棟からなる全60床の「タムス瑞江病院」の開設を控えている。

 

 

 

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