介護職に触れる機会へ
SOMPOケア(東京都品川区)は11月より、全国で展開する居住系事業所において、「SOMPO流 子ども食堂」の運営を開始。
23年1月までに、全約450ヵ所での運営開始を予定する。ホームを拠点に、多世代交流や地域交流の場を創出し、子どもを取り巻く社会課題の解決にもつなげていく考えだ。

 

地域包括ケア推進部 ホーム事業課リーダー 小西ゆかり氏

 

 

本事業は、9月より22ホームでトライアル運用をしてきたが、11月より82ホームで新たに開始。2023年1月末までに全事業所約450ヵ所で運営を開始する。まずは月1回の運営から行い、曜日や時間は地域のニーズに対応しつつ各ホームで柔軟に設定する。

 

プロジェクトリーダーを務める、地域包括ケア推進部ホーム事業課リーダーの小西ゆかり氏は「トライアルでは、まず職員の子どもに『職場で働く親の姿を見てもらう』形でスモールスタートしました」とする。利用者は「玄関で子どもが来るのを楽しみに待っている」「子どもと将棋の真剣勝負を楽しんでいる」など、積極的に関わる様子が見られているという。

 

都内の介護付有料老人ホーム「そんぽの家板橋徳丸」では11月26日、12時~14時にかけて子ども食堂を実施。当日は6名の子どもが利用者らとともに昼食を楽しんだ。食費は子ども無料、付添いの大人が300円。食事内容や場所などは、各ホームにより異なる。基本的には、ハンバーグやカレーなど子どもが好みやすいメニューの日に、同じ献立で提供。オペレーションは当日勤務する職員、厨房職員が担う。

「そんぽの家板橋徳丸」では利用者とともに食卓を囲む。コロナ禍で分離する施設も

 

 

昼食後の取り組みも様々だ。同施設では、昼食後にレクリエーションを実施。利用者と子どもが関わりながら、ボウリングや工作などを楽しんだ。
子どもの利用について、まずは平均5名程度を見込む。地域への周知は、施設前にのぼりを立てる、チラシを配布するなどして行っていく。

 

本事業の目的は主に「業界のイメージを変えること」「地域コミュニケーションの活性化」の2つ。介護職という職種に触れてもらうことで、子どもにとって身近な仕事としつつ、多世代交流を促していく考えだ。

レクリエーションにも子どもが参加。ボウリングで大盛り上がり

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