SOMPOケア(東京都品川区)は、「令和4年度介護ロボット等による生産性向上の取り組みに関する効果測定」について、厚生労働省の実証事業を7月〜12月に実施。対象となる12施設のうち「そんぽの家成城南」について1日、見学会を行なった。

 

今回の効果測定はタイムスタディ、利用者品質、職員負担の3点から分析を行うもの。
成城南では遠隔見守りやバイタル取得の睡眠センサー、自動体位変換器、介護用シャワー、再加熱カート、とろみサーバー、記録システムなどを使用した。
結果は1日あたりの業務時間の削減は926分。睡眠センサーや記録システム、オムツ回収機の効果は含めない(図版参照)。

 

出所=SOMPOケア

 

 

 

投資額は、合計で約2800万円(本体購入費用、レンタル、工事費含む)。春田愛そんぽの家成城南上席ホーム長は「業務効率化により創出された時間は人でしかできないことに充て、サービス品質向上を図る」と話す。

 

春田愛 そんぽの家成城南 上席ホーム長

 

 

同社では12施設の結果を集約、1月にかけ取りまとめを行う予定とする。藤崎基取締役執行役員CROは「テクノロジーとデジタルを使ってサービス品質の向上を図りながら、業務改善を進めている」と語る。

藤崎基 取締役執行役員 CRO

 

 

 

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