長谷工シニアウェルデザイン(東京都港区)が来年5月に開設予定の介護付有料老人ホームが入居する、東京都台東区蔵前1丁目の大型開発事業の名称が「蔵前JPテラス」に決定した。事業主の日本郵政不動産(同千代田区)が12月9日に発表した。

 

開発は敷地面積約1万4400平米、延べ床面積約9万9700平米で、来年3月竣工予定。アクセスは都営地下鉄浅草線蔵前駅より徒歩3分。オフィス棟、住宅棟、物流棟の3棟からなり、オフィス棟は大手家庭用品メーカーのライオン本社およびグループ企業のオフィスとなる。

 

住宅棟は地上23階建て。介護付有料老人ホーム「ブランシエール蔵前」は9階~17階で、自立者向け住戸124戸、要介護者向け住戸30戸が設けられる。18階~23階は三井不動産レジデンシャルリースが運営する128戸の賃貸マンション「JP noie 蔵前」。下層階は保育園(運営:ライクキッズ)やシェアスタジオ、駐車場などとして活用される。

 

「ブランシエール蔵前」の自立者向け居室は43.7平米(1LDK)と69.5平米(2LDK)の2タイプ。
共用部には、隅田川の花火も見られるスカイラウンジや人工温泉の大浴場、フィットネスルーム、蔵書800冊の図書室、アトリエ、楽器演奏などが可能なサウンドルームなどを設ける。

 

ソフト面では、ペットとの同居可(自立者向け居室のみ/規定あり)や、夜中や早朝のオリジナルラジオ番組の配信などが差別化ポイントとなっている。

街区全体のイメージパース(右側が住宅棟)

 

 

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