ジェイ・エス・ビー(京都市)は昨年12月11日、サービス付き高齢者向け高住宅「グランメゾン迎賓館京都嵐山」で、多世代交流やリユース文化の促進を目的にしたイベント「循環フェス@嵯峨嵐山」を開催した。
「循環フェス」は京都市、京都信用金庫、ヒューマンフォーラムが中心となって運営する大規模イベントとして、昨年7月と11月に京都市内で開催されている。ジェイ・エス・ビーはその活動の応援を目的に、運営する高齢者住宅や学生マンション内で古着の回収などを行ってきた。
今回のイベントは循環フェス実行委員会の協力で、循環フェスとしては初の地域イベントとして開催された。また、同社運営の高齢者住宅での地域交流イベントは3年ぶり。当日は、自分の古着1点を好きな古着3点と無償で交換できる「古着回収&交換会」のほか、焼き芋と綿あめ販売ブースも設けられ、多くの近隣住民らが参加した。
同社では「『地域の公民館化』を目指す当社として、高齢者住宅を介した良い地域交流が行われたと思う。このイベントが、身近な古着の循環を通して環境について考えるきっかけになれば幸い」とコメントしている。

イベント当日の様子
4月にはeスポーツ大会も
次回は4月9日に開催予定。京都SKYおもちゃ病院の協力の下で、壊れたおもちゃを無償で修理(部品交換等が必要な場合は別途費用発生)する「おもちゃ病院」を実施する。また、昔懐かしいゲームから最新のゲーム機器を取り揃え、世代を超えて楽しめる「多世代交流型e-SPORTS大会」(協力:NPO法人 さいたま市民シルバーeスポーツ協会)も開かれる予定だ。

会場となったサ高住