東証グロース上場のリビングプラットフォーム(以下/LPFM、札幌市)は1月10日、子会社のリビングプラットフォームケア(同)において、北海道恵庭市および札幌市で認知症高齢者グループホームなど3棟を運営する橙果舎の買収を決議した。橙果舎の22年7月期の売上高は2億750万円、営業利益448万円、純資産は1790万円。取得価格は非公表。
LPFMグループは、全国で介護施設65施設(GH30棟、有料老人ホームなど35棟)を展開している。恵庭市は初出店地域であり、本件によりドミナント戦略を強化し道内のシェア拡大を目指す。
LPFMは昨年12月にも、GH運営のトゥルース(神戸市)を子会社化。今期、有老4棟およびGH5棟、計9棟の新規開設を予定しており、事業承継と自社開発の両軸で拠点数拡大に向かう。
また、同じく東証グロース上場のフレアス(東京都渋谷区)は1月16日、アンビスホールディングス傘下のアンビス(同中央区)よりホスピス事業(1施設)を譲受するとした。新規事業として、ホスピス事業に参入する。在宅マッサージ・訪問看護・訪問介護事業と連携を図り、一気通貫したサービス展開による事業規模のさらなる拡大を企図する。