介護大手のツクイや介護・医療人材サービスのツクイスタッフなどを傘下に持つツクイホールディングス(横浜市)は、MBKパートナーズ運営のファンドによるTOB(株式公開買い付け)に賛同すると発表。急遽本日予定の第3四半期決算の発表を中止した。
TOB価格は1株924円(8日終値685円)で、買い付け期間は2月9日から3月24日までを予定。
MBK側は完全子会社化を目指しており、買い付け予定数の下限は41.08%としている。
ツクイは業界の老舗企業で全国47都道府県に事業所を有している。
特にデイサービスの拠点数は560ヵ所で業界トップ。有料老人ホームやグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅なども約80拠点(総定員数約3400人)を運営している
(データ元:福祉施設・高齢者住宅データベース)
MBKパートナーズはアジア最大級のプライベートエクイティファンドで、主に日中韓を対象に投資。
日本ではチョコレートのゴディバジャパン、ゴルフ場運営のアコーディア・ゴルフなどに投資実績がある。