アイ・ビー・エス(神奈川県川崎市)矢野智之社長

2015年8月28日

アイ・ビー・エス(神奈川県川崎市)は、医療機関や福祉施設、公共施設向けにトイレや浴室などの衛生環境を改善する独自のコーティングを提案。汚れを除去するとともに、抗菌性能や美観の向上を実現。施工後の日常的なメンテナンスもしやすくなる。

 

施工方法は石材(石タイル等)と化学床(ビニール床やクッションフロア等)で使い分ける。床面が石材の場合、床面の汚れを完全に除去し、無機質かつ撥水性であるガラスコーティングを施工。床面がコーティングの膜で保護されるため、汚れが浸透せずタイル・目地の劣化を防止する。細菌の繁殖を防ぎ、衛生環境も改善する。

 

ビニール床に施工する場合、UVコーティングを利用。液体状のコーティング剤に専用機器で紫外線を照射すると、施工面が約2秒で硬化。汎用WAXは溶けてはがれてしまうことがあるが、UVコーティングははがれることがなく光沢も落ちない。

 

いずれの施工法も衛生陶器・床面のにおいの原因となる汚れを完全に除去。表面の凹凸がコーティングされ、新たな汚れの付着や浸透を防ぐ。光沢が向上するため、空間全体が明るくなる効果もある。施工後1年以上、メンテナンスは洗浄のみでWAXは不要。清掃作業時の水道料削減で節水効果も高める。

 

「施工に際し初期投資はかさむが、メンテナンスの手間を格段に省けるため、3年から5年で投資コストを回収することができる」(矢野智之社長)

 

地域の小学校でのお掃除教室をはじめとしたボランティアで社会貢献活動にも注力。「プロの視点で清掃の仕方や感染症の防止法をアドバイスしている」(矢野社長)

 

同社は1980年設立。オフィス、工場、店舗、高齢者施設、病院、学校、公共施設などでメンテナンスやクリーニングなどの施工実績がある。

 

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