子会社で施設紹介業取得 介護分野事業を強化 鎌倉新書
2021年10月27日
鎌倉新書(東京都中央区)は9日、同社の子会社がエイジプラス(大阪市/代表取締役:植田秀一氏)より介護施設あっせん事業及び見守りサービス事業などを承継する吸収分割契約を締結したと発表した。取得費用は1億2000万円。効力発生日は10月15日の予定。
エイジプラスは関西圏を中心に全国において有料老人ホーム・高齢者住宅ガイド「住まいるケア」を発行している法人。
鎌倉新書は昨年8月介護施設の紹介業、「いい介護」を開始している。本件により施設紹介事業の強化を図る。
また、見守りサービス事業を取得することで、介護施設の入居を検討していない高齢者も新たな顧客としていく方針だ。
取得に際し鎌倉新書は今年8月、介護施設あっせん事業の運営管理を目的とした完全連結子会社「エイジプラス」(東京都中央区/代表取締役:間嶋正明氏)を設立している。取得元の法人と同一名称とし、関西圏でのブランド力を継続する狙いがある。
鎌倉新書の澤本慶太経営企画部長は、「今後は、弊社の介護施設紹介事業を新設したエイジプラスに集約していくことも検討している」と話す。
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