マンションと病院一体開発 ミサワホーム、特定医療法人一輝会ら
京阪電鉄不動産(大阪市)・ミサワホーム(東京都新宿区)・特定医療法人一輝会(神戸市)の3社が開発する病院と分譲マンションの複合施設「ASMACI神戸新長田」が2023年1月神戸市内で竣工する。分譲マンション「ファインレジデンス神戸新長田」の販売が先月始まった。
新長田駅5分全80戸を供給
開設地は、JR・神戸市営地下鉄新長田駅より徒歩5分と交通至便。神戸高速線・山陽電車西代駅も徒歩圏内。新長田駅周辺は阪神・淡路大震災で甚大な被害を受け、再開発事業が進められている最中。
「ファインレジデンス神戸新長田」は一連の再開発事業の中では最後の住宅事業となる。 建物は鉄筋コンクリート造の14階建て。6~14階がマンションで総戸数は80。間取りは2LDK~3LDK( 専有面積53.34~75.91平米)。
共用部にテレワークスペース
6階は入居者専用のオーナーズラウンジとなっており、テレワークに対応した大テーブルやリモートブースが設けられたWi-Fi完備のコワーキングスペースなどが設置される。 1~5階は、一輝会が神戸市内で運営する2つの病院を再編・統合する形で新設される萩原記念病院。回復期リハビリテーション・地域包括ケア・医療療養の合計142床を設け、地域及びマンション住民の医療・介護ニーズに対応していく。

「オーナーラウンジ」のイメージ
また、インターホンを利用して住民に向け医療に関する情報配信を行うなどのヘルスケアサポートを行う。さらに、小児科・産婦人科・婦人科に特化した「オンライン医療相談サポート」、日々の健康づくりを支える「エクササイズサポート」、医療従事者による「健康増進イベント」などを実施して、住民の健康づくりをサポートしていく。

完成予想パース