ポラリス・キャピタル、障がい者GH最大手を買収 全国で150ヵ所超運営 

2022年12月16日

 

 

投資会社のポラリス・キャピタル・グループ(東京都千代田区)は、障がい者グループホーム最大手のソーシャルインクルー(同品川区)の大半の株式を11月内に取得。
取得価格は公表していない。渡邊智成社長以外に株式を保有するとみられるベンチャーキャピタルの持ち分は不明。

 

ソーシャルインクルーは2017年の設立以降、障がい者グループホーム事業を急拡大。全国で150ヵ所以上の施設を展開している。拡大スピードが速く、「サービス提供責任者などの人材確保に苦労していた様子」(人材紹介会社)との声がある。

 

 

ポラリス・キャピタルは19年、介護事業大手であるHITOWAケアサービスを傘下に持つHITOWAホールディングスの株式を取得。また今年に入り、埼玉県を地盤に1都3県でサ高住など82施設を運営していたウェルオフグループを買収するなど業界では名が知られた存在だ。

 

今回の買収により、近年介護事業者が手掛けるケースが増えている障がい者向けサービスにも範囲を広げる。

 

 

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