現場の人手不足感 緩和傾向 ニッソーネット

2023年1月28日

 

介護・福祉人材サービス会社のニッソーネット(大阪市)の調査によると、「現場の人材が不足している」と考える介護スタッフの割合が減少傾向にあるという。

 

同社では2008年より毎年「介護の日」に合わせて、登録している介護派遣スタッフを対象にアンケートを実施している。今年は463名が回答した。

 

 

「現在働いている職場の介護スタッフ数は足りていると思うか」では「大変不足」「やや不足」の合計は 74.1%で、昨年の 80.3%より6.2ポイント減少した。特に「やや不足」は9.6ポイント減り、それに代わり「ちょうど良い」が4.8ポイント増の 22.9%となった。「ちょうど良い」が20%を超えるのは初めて(グラフ参照)。

 

自分の職場のスタッフ充足感(出所 :ニ ッソーネット)

 

 
これについて同社では「20年・21年は新型コロナウイルス感染症の拡大で、除菌や消毒などの新たな業務が増えたことにより人手不足感が強かった。コロナ禍も3年目になり、人手不足感は緩和された傾向にある」

「しかし、依然として7割以上が『不足している』と回答しており、現場の人手不足は慢性化している」とコメントしている。

 

 

外国人人材「早期来日望む」半数 

 
また、コロナ禍の影響としては、外国人介護人材の新規入国が滞っていたことも挙げられる。
今後の外国人介護人材受け入れに対する考え方を聞いたところ「日本側の受け入れ態勢が整っていないので急ぐ必要がない」が昨年より4.3ポイント減少する一方で「人材不足解消のために早く来て欲しい」が5.5ポイント増加した。

 

そのほかの理由も含め、「急ぐ必要はない」という意見と「早く来て欲しい」という意見を比較すると、前者が36.3%、後者が 49.9%となっており、外国人介護人材の来日が可能になった現状を受けて、彼らに期待する傾向が強くなっている。

 

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