【コラム】介より始めよ

2023年5月7日

日本に15~20万人の患者が居るとされるパーキンソン病。加齢とともに発症しやすく、高齢化に伴って患者数が増加している。全世界では、1990年から2015年の間に有病率が2倍に増加。40年には1420万人まで患者数が増加すると予想されている。

 

だが、良い知らせもある。富山大学は4月20日、パーキンソン病の発症メカニズムを発見したと発表した。パーキンソン病は脳の一部に異常なたんぱく質が蓄積することが原因とされている。この異常なたんぱく質を分解する「PARK9」というたんぱく質の機能が異常をきたすと発症につながることが分かった。メカニズムの解明が、新薬の開発などに貢献することが期待できる。

 

新薬の開発については、AIをはじめとしたテクノロジーの活用などにより加速することが考えられる。さまざまな難病が、今後治療可能になる日も近いかもしれない。

 

 

 

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