研修企画・立案で活躍 認知症介護指導者、地位向上へ

2023年5月30日

認知症介護研究・研修東京センター(東京都杉並区)は4月26日、2022年度「認知症介護指導者の活動及び社会的地位向上に向けた調査」の結果を公表。

 

調査は、認知症介護指導者養成研修修了後における職員の活動実態や事業所における役割について明らかにし、介護指導者養成研修におけるアウトカム評価を行うことが目的。対象者は同研修修了者の2325名。実施期間は22年10月31日から11月30日。

 

 

調査結果によると、研修修了者の自法人における役割について、「研修の企画・立案や講師」が72.2%と最多、次いで「リーダー等指導的立場の職員を育成する体制づくり」(56.5%)が多いことが分かった。

 

地域活動については、認知症サポーター養成講座の講師にあたるキャラバンメイトの役割を担う人が50.6%と最多であった。

 

 

なお、認知症介護指導者養成研修を修了した職員の配置などが条件に含まれる認知症専門ケア加算Ⅱの取得状況は、52.0%となっている。

 

 

 

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