2026年1月21日号 1面 掲載
【コラム】介より始めよ
2026年1月21日
ハイキング客のザックには、ボトルや熊よけの鈴とともにお守りがぶら下がっている。なかでもカエルのモチーフは人気だ。「無事『帰る』」にちなんだダジャレである。
そんなカエルから、医療を「変える」かもしれない発見がなされた。北陸先端科学技術大学院大学などの研究チームは昨年末、ニホンアマガエルの腸内から取り出した細菌から強力な抗がん作用を発見。モデルマウスでは、一度の投与により腫瘍を完全に消失させた。標準治療を上回る効果を発揮しつつも、正常な細胞への悪影響はなかったという。
行楽の帰路から、がんの生還まで。カエルのご利益は伊達ではないようだ。

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