2026年2月4日号 1面 掲載
【コラム】介より始めよ
2026年2月4日
2040年には認知症の高齢者数が約584万人、約7人に1人の割合になると推測されている。こうした社会の到来に備えて、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりが求められる。とはいえ、認知症にならずに済むに越したことはない。認知症のリスク要因は知っておきたい。
東海大学医学部は1月13日、日本における認知症予防についての研究結果を発表した。それによると、最大のリスク要因は「難聴」だった。国立長寿医療研究センターによると難聴有病率は75~79歳で約7割。しかし、日本補聴器工業会が実施した調査では、難聴を自覚している人は約3割程度であった。
難聴に気づかない理由として、「他者との会話が少ない」という問題がある。やはり、「高齢者の社会的孤立」の解消につながるまちづくりが、超高齢社会を取り巻く課題に対するもっとも効果的な処方かもしれない。

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