2026年3月25日号  1面 掲載

【コラム】介より始めよ

2026年3月25日

今回のWBC日本代表の試合は、結果以上に「再現性のあるプレーの積み重ね」が印象に残った。無理に長打を狙わず、四球で出塁し次打者につなぐ打席や、派手さはなくとも確実にアウトを重ねる内野守備。さらに、投手も長いイニングを任せるだけではなく、力を発揮できる局面に限定して起用されていた例も目立った。各選手の能力の高さはもちろんだが、状況に応じて最適な選択を積み重ねることで、チーム全体の安定性を高めていた。

 

この構造は医療・介護の現場にも通じる。日々すべての場面で理想的な結果を出し続けることは難しいが、判断や手順の精度を高めることはできる。今後重要となるのは、属人的な経験に頼るのではなく、誰が関わっても一定の質が担保される状態を作ることだ。求められているのは、次世代を見据え日々の実践を再現可能な形で積み上げていく力である。

 

 

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