2026年2月11日号  1面 掲載

【コラム】介より始めよ

2026年2月11日

コロナ禍にテレワークやオンライン会議が普及し、通勤など移動に費やしていた時間を自由に使える環境が広がった。自身の生活の充実につなげた人もいる一方で、連合が2020年に行った調査では、過半数が「通常勤務より長時間労働になった」と回答している。

 

業務負担の軽減にはAIの活用が期待されるが、削減された時間が再び業務に充てられている実態も見える。パーソル総合研究所によれば、AIにより業務時間は週当たり最大約45分削減できたという。しかし、削減した時間を仕事に充てる人が多く、利用頻度が高いほど残業時間が増える傾向も示された。

 

削減した時間の使い方を明確にしなければ、かえって業務量の増加を招きかねない。浮いた時間を利用者と向き合う時間に充てる、記録業務の負担による残業を減らすなど、本来の目的を見失わずにAIを活用していく視点が求められる。

 

 

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