2026年5月6日号  3面 掲載

学研ココファン、埼玉に葬儀場1号店 地域住民向けに展開

2026年5月17日

学研ココファン(東京都品川区)は5月1日、同社初の葬儀場「ここりえ家族葬ホールさいたま吉野町」を開設した。同社は2024年10月よりライフエンディング事業「ここりえ」を開始し、高齢者住宅の居住者向けに葬儀サービスを提供してきた。家族葬ホールは施設居住者にとどまらず、地域住民を主な利用者と見込む。1号店の運営状況を踏まえ、全国展開を検討していく。

 

 

参列者20名程度の家族葬に対応。安置室も備え、社員も常駐する。仏具などは桜をモチーフにあしらった。価格帯は家族葬の標準的な水準に設定した。

 

学研ホールディングスの小早川仁専務取締役は、「高齢化社会において、多職種で地域を支える仕組みは構築されているが、その先にある『死』や『葬儀』が切り離されている。ホール開設を機に、在宅の高齢者を看取り、見送れる事業を展開する」と話す。同社の介護事業経営で築いてきた、地域の介護・医療事業者との関係性を活かす。

 

 

家族葬のできるホール

 

 

ここりえ事業では、同社のサービス付き高齢者向け住宅などで亡くなった人に対し、居室での安置や地域の葬儀場と提携した葬儀サービスを提供してきた。同社のサ高住約1万3000室において、2024年10月から1年間の退去者は2855人で、逝去は1070人。このうち居室で亡くなった人は611人、ここりえ利用者は320人だった。

 
 


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