2026年5月6日号  12面 掲載

水まわりの美観回復、一般浴室など8万円で

2026年5月17日

住空間のメンテナンスサービスをフランチャイズ展開するキャンディルパートナーズ(東京都新宿区)は、水まわりや床などの住宅設備を低コストで新品のように再生するコーティングサービス「レコナ コート ラボ」を提供している。今後は介護・医療分野への展開も進める方針だ。

 

 

五味田暁 社長

 

 

キャンディルパートナーズ

多くの人が共同で生活する高齢者施設では、水まわりや床の劣化は避けられない。また、清潔感を維持できなければ施設の印象にも影響するため、住環境の整備は重要となる。一般的なクリーニングは「擦る」か「洗剤で溶かす」手法が中心で、表面の美観回復には限界がある。このため、美観をより良好に回復させる手段として開発されたのがレコナコート ラボである。

 

同サービスは車のコーティング技術を応用したもので、素材表面を研磨し、傷や汚れを削り取ったうえで仕上げにコーティングを施す。大規模なリフォーム工事を伴わないため短工期・低コストで、美観の回復・維持につなげる。液剤にはシンナーなどの有機溶剤を含まず、人体や環境に配慮した独自開発の液剤を使用。

 

施工中のにおいが少ないため、入居者が生活している空間でも作業をすることができる。一般住宅の水まわり4点(浴室・キッチン・トイレ・洗面台)であれば施工は1日程度で完了し、12時間程度の乾燥時間を含めてもリフォームより短期間で対応可能だ。耐久性は最大5年程度、使用環境に応じて3年前後での再施工を目安とする。

 

他にも床の傷や劣化・木部の穴やアルミサッシの欠けなどを補修するリペアサービスから床の汚れ、シミといった床の不具合の美観回復、光触媒による抗菌まで対応している。全国でサービス提供しており、法人向けには施設の状況に応じて個別に見積もりを提示する。

 

費用の目安としては、一般家庭の浴室サイズの施工であれば8 万円程度に収まるケースが多いという。これまで不動産・建築分野を中心に実績を積み上げてきたが、看護小規模多機能型居宅介護といった介護現場での活用も広がりつつある。

 

入退去時の原状回復をはじめ、浴室やトイレといった水まわりの清潔維持、臭気対策として有効だ。コーティングにより汚れが付着しにくくなり、日常の清掃負担の軽減につながるほか、設備の劣化を抑えることで交換頻度が減り、結果的に長期的なコストを削減できる。

 

五味田暁社長は「ハウスクリーニング以上の仕上がりを、リフォームより短期間・低コストで実現できます。人手不足が続く介護業界において、現場の負担軽減や清潔な環境づくりを通じて、施設価値の向上に寄与できれば」と話す。

 

 

 

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