【コラム】介より始めよ

2014年6月11日

ビザ発給要件の緩和もあり日本に観光に来るマレーシア人が急増している。彼らの多くはイスラム教徒。このことが日本の企業にとって大きなビジネスチャンスになっているという。例えば飲食店ではイスラムの戒律にあったメニューの提供、ホテルでは礼拝スペースの確保などがそうだ。

 

バリアフリーやユニバーサルデザインというと、高齢者・障害者など身体的ハンデを負った人への対応に目が行きがちだ。しかし、実際にはこのように、宗教・思想などの部分にまで対応が求められる時代だ。

 

熱心な信仰を持つ人が少ない日本では、どうしても他者の信仰に関する意識が薄くなる。介護・医療の国際化も進む中で、こうした部分への配慮も重要になってくるだろう。

 

 

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