90ヵ所・1500人超にPCR検査実施 世田谷区

2020年12月14日

 

 

 

陽性率は1.3%

 

 

東京都世田谷区の保坂展人区長は11月16日、定例記者会見を実施。新型コロナウイルス感染症の感染状況や、10月より実施している介護事業所などを対象にした社会的インフラを継続的に維持するためのPCR 検査(社会的検査)の実施状況について言及した。

 

11月26日時点の区における陽性者数は累計3289人、入院中93人、宿泊療養中85人、自宅療養中108人、死亡者数は23人となっている。死亡者は60代以上が多く、社会福祉施設の感染状況は90件に上る。

 

 

介護事業所などを対象としたPCR検査の実施実績では、11月9日以降検査数、陽性者数ともに大きく増加しており(表参照)、「これから定期的な検査を受けたいという施設が大変多く、現在約8000人が待機している状況」(保坂区長)だ。

 

 

 

 

 

11月13日・14日の2日間には、区内の特別養護老人ホーム「博水の郷」で行われた社会的検査で61人の職員を検査した結果、いずれも無症状だが10名の陽性が判明。しかし無症状者の早期発見・対応により、感染症対策とともに施設運営を継続している。

 

区では11月下旬から、検査の対象に小学校、中学校、学童の教員・職員を追加。また、田村憲久厚生労働大臣に対し、プール式検査を認めるよう要請している。

 

 

 

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