「介護保険制度委員会」開始 一般社団法人日本在宅介護協会
2021年12月20日
一般社団法人日本在宅介護協会(東京都新宿区)は11月1日、「介護保険制度委員会」を抜本的に見直し、体制を一新。活動を本格的に開始した。
同委員会は、介護保険制度などに対する意見や提言を取りまとめることを主な目的としている。管轄下にある部会(訪問介護部会、通所介護部会、訪問入浴部会、小規模多機能・グループホーム部会)において議論されるサービスごとの課題や提言を集約し、全体を網羅する統一的な見解として総括する。また、関係省庁・他団体・行政機関とも積極的に議論や意見を交わしていく。
委員長は、社会保障審議会介護給付費分科会委員の経歴を持つ、同協会の稲葉雅之副会長。副委員長はやさしい手(同目黒区)の香取幹社長が務める。
「2024年の介護報酬改定は大きな節目となる。そこに向け、当委員会を活用して内外の議論、提案を促進していきたい」と佐々木隆之事務局長は話す。