新タイプの児童支援施設 5月 「健都」にオープン アートチャイルドケア

2023年5月14日

 

 

医療ケア児の療育に対応

 

アート引越センター(大阪市)のグループ会社で、児童発達支援施設や保育所などの運営を手掛けるアートチャイルドケア(東京都品川区)は5月1日、大阪府北部の「健都」に、午前中は医療的ケア児の療育を、午後は発達障害児の療育を行う新しいタイプの事業所「アートチャイルドケアSEDスクール吹田けんとPlus+」を開設する。

 

 

健都は大阪府吹田市と摂津市にまたがる地域に整備された、「医療」「健康」をテーマにした街。市立吹田市民病院、国立循環器病研究センターの2つの病院を中心に、高齢者住宅、一般マンション、商業施設、公園などが整備されている。アートチャイルドケアでは2020年より、複合施設「patona吹田健都」内で児童発達支援施設「アートチャイルドケアスクール吹田けんと」を運営してきた。

 

今回の新施設は、この施設と同じフロアに設けられる。午前中は独歩が可能な医療的ケア児を対象とし、医療的ケアの提供や、他の子どもや保護者以外の大人と関わる機会の創出などのさまざまな療育を提供する。また、保護者にはレスパイトや同様の子どもを抱える親との交流機会なども設ける。午後は、ほかの児童発達支援施設同様に、発達障害児への療育を提供する。

 

なお同社は、patona吹田健都内でこの2つの施設に加え、小規模認可保育施設と、吹田市より運営を受託している病児病後児保育施設を運営している。

 

 

patona 吹田健都外観

 

 

 

この記事はいかがでしたか?
  • 大変参考になった
  • 参考になった
  • 普通



<スポンサー広告>