2025年8月6日号 1面 掲載
【コラム】介より始めよ
2025年8月6日
「最近暑いですね」「今日の最高気温、40度ですって!」。場を和ませる雑談で、「天気の話」は鉄板ネタだ。
では、日本人は本当に天気に関心が高いのか。Googleトレンドで、日本は「天気」、アメリカは「weather」というワードの〝人気度〟を比較してみた。すると、アメリカは年間平均約67、日本は同約53と、意外にも日本の方が低かった。一方、日本は「気温」、アメリカは「temperature」で調べてみると、日本は同61、アメリカは同56だった。日本では特に6~11月にかけて検索が増えている。近年の酷暑の影響だろうか。
今年、人材紹介会社が外国人介護職員を対象に行った調査では、来日後に困ったこととして最も多かった回答が「気候の違い」だったという。連日の猛暑、日本人はもちろん、とりわけ外国人職員に対しても、熱中症への注意喚起を忘れてはならない。
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