14号  14面 掲載

生地伸縮性にニーズ 「高齢者の行為動作」調査 ケアファッション

2026年4月29日

高齢者・要介護者向け衣料品の販売を手がけるケアファッション(大阪市) は4月7日、全国の75歳以上を対象に実施した「日常の更衣動作」に関するアンケート調査の結果を発表した。

 
調査は2026年2月下旬にオンラインで実施。500名が回答した。

質問は、

①60歳以前と比較して負担を感じる更衣動作

②上下の衣類の着替えにかかる平均時間

③着替え時のストレス(痛み・疲労・イライラなどの有無)

④着替えの不便を解消するために必要と思う機能

――の4つ。

 
①に関しては「靴下の着脱」が1位。以下「ボタンの留め外し」「被り服の着脱」「ズボンやスカートの上げ下げ」「袖の出し入れ」と続く。

 

②では「1~3分」という回答が54.8%で最も多いが、「4分以上」も21.4% いる。

 
③に関しては「全くない」「あまりない」の合計が77.6% と「ややある」「かなりある」の22.4%を大きく上回っている。

 

 

n=500 出所:ケアファッション

 

 

④の回答は上記グラフの通り。ひっかかりにくい、伸縮性があるなど生地・素材そのものに高齢者への配慮を求める意見が多くなっている。

 

なお、③で「ストレスが全くない」と回答した人でも「生地の伸び縮み」については33.7%が、「ひっかかりにくい生地」については39.5%が「必要だと思う」と回答しており、身体の状況などに関係なく幅広いニーズがあることがわかる。

 
この結果について同社では「着替えそのものに大きな困難は感じていないが、スムーズな動作を行える機能については強い潜在的ニーズがあることが明らかになった」とコメントしている。

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