2026年4月22日号  14面 掲載

口腔内のタンパク質汚れ「見える化」 介護業界向けに本格販売  

2026年4月26日

ピエラス(大阪市)は口腔洗浄液「Propolinse(プロポリンス)」の介護事業者向け販売を4月より本格的に開始した。利用者・入居者の口腔ケアだけでなく、スタッフの福利厚生としても提案していく。

 

ピエラス 販売数8千万本 歯科医院向けも

 

同社は1980年の創業。もともとは化粧品メーカーだったが、現在はプロポリンスを始め、空間除菌洗浄機などさまざまな製品の開発・販売を手がける。

 
プロポリンスは、口内のタンパク質と結合して黒い固まりになる成分が配合されているのが特徴。口に含み20秒ほどすすいでから吐き出すとタンパク質汚れが見えるので、口腔内がきれいになったことや、日頃口腔ケアが十分に行えているかどうかを確認できる。薬用ではないので殺菌・減菌などの効果はない。また、日頃の歯磨きは必要。

 
これまでプロポリンスは卸業者を通じて大手薬局チェーンやホームセンターなどで販売されてきた。また、これら一般消費者向けとは別に、エステティックサロンや歯科クリニックなどでの使用を想定したタイプの商品もある。11年〜25年3月時点でのシリーズ累計の販売実績は8000万本以上。

 

 

プロポリンス(600ミリリットル)

 

 

介護用品商社と4月より提携

 

4月より介護用品の総合商社ケアマックスコーポレーション(高知市)と提携し、一般消費者向けレギュラータイプを介護業界に向け本格的に販売開始。基本はケアマックスコーポレーションを通じての販売だが、直販も行う。

 
「自身で口腔ケアができる人を想定していますので、販売先は自立や要支援の人を対象にした高齢者住宅などが主になると思います。それに加えて、介護スタッフの人たちに積極的に活用してもらいたいと考えています」(同社菊本高志取締役)

 

 

スタッフにも提案

 
現在でも多くの介護スタッフがマスクを着用して勤務しているが、マスク着用時は自分自身の口臭が気になることもある。食事後などにプロポリンスでケアをすることで快適に仕事ができるなどのメリットがある。また、多忙で歯磨きが行えない場合などに口腔ケアの補助として活用することなども考えられる。

価格はレギュラータイプ600ミリリットル入りで980円(税別)

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