2024年4月3・10日号  1面 掲載

【コラム】介より始めよ

2024年4月3日

花冷えの頃、新たな環境を迎える人も多いだろう。大人になるほど季節の移ろいに心が鈍くなりがちだが、小学校に上がる時のような、新社会人として社会に出た時のような、不安を秘めた期待感をもたらす春に、いつまでも敏感でいたい。

 

「成長」とは何か。言語化するならば、筆者は「『当たり前』のレベルを上げること」だと考える。なかなか夢や目標を達成できずに悲観的になる時もあるが、日々真面目に取り組んできたことは、必ずその人の実になっているはずだ。振り返れば、1年前にはなかった「当たり前」を手に入れていることに気づくことができるかもしれない。

 

一人ひとりの仕事や暮らしの連鎖が社会を動かしている。情報社会のスピードは目まぐるしいが、流れる時間は過去も未来も同じだ。自分らしく、大切なものを大切に。そんなことを話してくれた恩師の笑顔を思い出す。

 

 

 

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