2026年7月1日号 1面 掲載
ツクイ・SOYOKAZE 米系ファンドのアドベントが取得
アメリカ系PEファンドのアドベント・インターナショナル(東京都港区)は6月25日、MBKパートナーズから在宅介護大手のジャパン・ウェルビーイング(JWB/横浜市)を買収すると発表した。買収額は非公表。2026年1月に日本拠点を設けていたアドベントにとって、日本市場で初の投資案件となる。
買収手続きは関係当局の承認を経て、2026年第3四半期(7〜9月)に完了する見込み。JWBは、2024年設立のツクイ(横浜市)とSOYOKAZE(東京都港区)のホールディングカンパニーで、介護に関連する子会社計16社を擁する。ツクイは全国560ヵ所以上のデイサービスを主軸に在宅系から居住系まで展開。SOYOKAZEはショートステイなど全国で702事業所を展開している。JWB全体で、全国1100拠点超で事業展開し、月間約11万人の利用者にサービスを提供している。
アドベントは今後、JWBの経営陣と連携しながら、拠点拡大による全国展開を進めるほか、人材育成や業務運営の高度化、テクノロジー活用への投資を通じてサービス品質の向上を図る方針。
アドベントで元MBKの日本代表の半田智英マネージングディレクターは、「JWBは日本で最も重要かつ成長性の高い在宅介護市場において、確固たる基盤を持つリーディングカンパニー。アドベントの運営ノウハウやヘルスケア分野での知見、グローバルなネットワークを活用し、次の成長ステージを支援したい」とコメントしている。
アドベントは1984年設立。45ヵ国で450件以上の投資実績があり、2026年3月末時点で約940億ドル(約15兆円)の運用資産を有する。過去10年間でヘルスケア分野に約85億ドル(約1兆3000億円)を投資しており、医薬品、ヘルスケアテクノロジー、介護サービスなどに投資してきた。
MBKは2021年にツクイを、2023年にSOYOKAZE(旧ユニマット リタイアメント・コミュニティ)を買収している。さらに2024年ポラリス・キャピタルよりHITOWAケアサービスを買い受け、今年5月にはソラストをMBOスキームで買収など、一時介護大手・中堅4社を傘下に収めていた。












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