2024年6月19日号 11面 掲載
高齢者の食事で優先すべきは「質より量」/医療法人社団 悠翔会 佐々木淳氏【連載第58回】
2024年6月25日
12年間、在宅主治医として関わらせていただいた方。若いころからの愛煙家、肺気腫で在宅酸素療法が必要な状態だった。慢性呼吸不全は障害係数(病気に伴うエネルギーの消費増大)が大きく基礎代謝が1.5倍程度に上がる。食事量が少ないことに病気に伴う消耗も加わり、体重は30キロ手前まで減少していた。ケアに関わる介護職もいろいろ試行錯誤してくれたが食事量が確保できない。そこで「普通の食事」にこだわらなくていいよ ...
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