2026年5月27日号 13面 掲載
小スペースで水耕栽培 大阪の福祉施設に初導入
2026年5月31日
社会福祉法人のぼり藤(大阪府和泉市)が同熊取町で運営する複合型施設「パンモア」は、屋内・小スペースで水耕栽培が行える「ばとんハイドロミニファーム」を導入した。この設備は、ばとん(兵庫県南あわじ市)が開発したもので、今回が国内初の導入事例となる。
近年、介護や福祉の現場では、利用者が農作業を通じて機能訓練や就労訓練を行う「農福連携」に取り組むケースが増えている。しかし、屋外作業のため天候によって実施できない日がある、広いスペースが必要なために都市型の事業所では難しいなどの課題もあった。

「ばとんハイドロミニファーム」の全体の様子
今回、導入されたミニファームは幅約1. 4メートル、奥行き約0. 6メートル、高さ約2. 3メートルの屋内空間があれば設置可能で、空きスペースの有効活用につながるのが特徴。ミニトマト、イチゴ、ハーブ類のほか葉物野菜などの栽培が可能。
ばとんでは「農福連携を本格的に実施する前の検証用としても活用できる。今後も障害福祉事業所などに広く提案していきたい」とコメントする。
社会福祉法人のぼり藤は2 0 2 1年の設立。「パンモア」は26年4月にオープンした児童発達支援・放課後等デイサービス、障害児ショートステイ、就労継続支援B 型事業所、高齢者デイサービスからなる多機能型複合施設。
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