2026年7月8日号 1面 掲載
【コラム】介より始めよ
2026年7月8日
近年、高性能AIモデルを巡って安全保障上の観点から輸出管理が議論されるなど、AIは国家戦略にも関わる技術となった。一方で、その技術は医療・介護分野にも広がり始めている。
▽その象徴が、画像生成AIで知られるMidjourney 社による「Midjourney Medical」の発表だ。注目すべきは、大規模言語モデル(LLM)の医療活用ではなく、AI企業がハードウェアを含めた医療・ヘルスケア領域へ本格参入した点にある。同製品は、水槽状の装置で超音波により全身を約60秒で360度計測し、AIが3D解析を行う仕組み。将来的には「スパに通う感覚で体をスキャンする」世界を目指すという。
▽現時点ではウェルネス用途の構想段階だが、AI企業が予防医療の領域まで視野を広げ始めたことは、今後の医療・介護業界にも少なからず影響を与えそうだ。
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