2026年6月17日号 15面 掲載
【高齢者との会話に役立つこの言葉】梅雨の知恵
2026年6月23日

日本の梅雨は、単に雨がよく降るというだけでなく、暮らしや農耕文化に結びついた季節の節目といえます。昔から湿気やカビ、食中毒などに対してさまざまな工夫がなされてきました。
日本の伝統家屋は風通しの良さを優先して作られていました。襖(ふすま)や障子を外せば風が通りやすくなり、湿気がこもりやすい押入れには、木製の「すのこ」を敷いたり、壁と物の間にも隙間を空けたりすることで、空気の通り道を作ってカビを防ぐ知恵もありました。
また、カビや雑菌を防ぐために、お酢や梅などで梅雨時の衛生環境を守っていました。梅のクエン酸で傷むのを防ぐ日の丸弁当を懐かしく思い出される高齢者は多いでしょう。
ライフスタイルは変化しても、そうした知恵は生きています。梅雨時の暮らしの知恵や工夫を話題にされてはいかがでしょうか。(昭和の思い出つむぎ隊PORO)
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