東急不動産、住替時に買収保証

2017年1月11日

東急不動産(東京都港区)は、現在世田谷区で進めている大型複合開発「世田谷中町プロジェクト」において、分譲マンションからサービス付き高齢者向け住宅への住み替えを促進するため、分譲マンションの買い取り保証を実施する。

 

世田谷中町プロジェクトは、同一敷地内に252戸の分譲マンション「ブランズシティ世田谷中町」と、251戸のサ付き住宅「グランクレール世田谷中町」を設けるもの。ブランズシティの第一期引き渡しは今年3月下旬、グランクレールの開業は今年7月(一部)を予定している。

 

今回の買い取り保証は、ブランズシティ購入者が、介護が必要になり、グランクレール内の要介護者向け住戸(ケアレジデンス)に移ることになった場合に、東急不動産でブランズシティの住戸を買い取るというもの。これにより、転居に伴い発生する費用面の不安、転居後の自宅の維持管理などに関する不安を取り除く。なお、こうした取り組みはデベロッパーとしては初のこと。

対象は、竣工後5年~20年まで。買い取り金額は、買い取り時点での建物価格の80%。

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