2026年6月24日号 10面 掲載
医療機関開業数 増加傾向 25年10~12月東京は370件
Review(大阪市)は6月16日、全国の病院・診療所の新規開業動向に関する独自調査の結果を発表した。
歯科・内科が6割以上
同社では毎年四半期ごとに医療機関の開業数に関する独自調査結果を公表している。今回発表されたのは、最新の2025年10~12月の開業分。同期間の全国の病院・診療所の新規開業件数は1466。24年同時期の1164件より26% 増加し、23年同時期の1462件と同水準となっている。
都道府県別では東京都が370件で1位、ついで大阪府114件、愛知県93件、神奈川県90件、埼玉県88件となっており、人口の多い大都市圏での新規開業が目立つ(表参照)。

なお、25年の病院の新規開業は11件で、23年の25件から減少傾向が続いている。このことからも新規開業の増加を牽引しているのは、開業コストが安く、地域の細かい医療ニーズに対応しやすい診療所であることがうかがえる。
25年の新規開業を診療科目別にみてみると、最も多いのは歯科で483件、次いで内科の458件。この2つだけで全体の64%を占めている。以下、形成・整形・美容外科、心療内科・精神科、皮膚科、小児科、眼科の順。
この結果について同社では「人口減少や人材不足、コスト上昇など医療機関を取り巻く環境が変化する中でも開業市場が再び活発化していることがうかがえる」「ただし、開業数が多い大都市圏でも、大阪府や神奈川県は前年の開業件数を下回っている。『どこで開業するか』がこれまで以上に重要になっている」とコメントしている。
同社は16年の設立。全国の店舗・法人情報を掲載したデータプラットフォームを運営している。







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