2026年6月3日号  12面 掲載

音声入力でAI活用に幅 DXHR

2026年6月7日

看護・介護職向けeラーニング

DXHR(東京都渋谷区)は、看護師や介護士、管理者向けの業界特化型生成AI研修「看護・介護職 生成AI活用eラーニング」の提供を開始した。

 

同研修は、看護・介護現場で負担の大きい記録業務をはじめ、申し送り、観察・アセスメント、ケアプラン作成、患者・家族対応、安全管理、シフト作成、人材育成など、現場業務全般における生成AI活用を学ぶ全12章・12時間のeラーニング。「スマホの音声入力でAIに指示を出す」というワークフローをカリキュラムに取り入れることで、PC操作が苦手な職員でも使いやすい。

 

医療・介護分野での生成AI活用は「PCが苦手な職員が多い」「専門用語や施設独自フォーマットへの対応が難しい」などの理由から導入が進みにくい状況にあるという。

 

そこで、看護・介護業務を69項目に分類し、それぞれの業務におけるAI活用方法を整理。さらに、Claude ProjectsやNotebookLMなどを活用し、施設ごとのマニュアルやガイドライン、ケアプラン事例を学習させた「施設専用AIアシスタント」の構築方法も学べる内容とした。

 

同社によると、SOAP記録作成時間を1件15分から4分へ短縮するなど、業務時間削減効果を見込む。また、申し送り準備やケアプラン作成、シフト表作成などでも効率化につながる。

 

今後、介護施設管理者向けの経営改善・AI研修や、診療科別の看護AI活用研修なども展開予定。また、個人情報を扱う医療・介護現場向けに、セキュリティ対策を含めた研修パッケージの提供も計画している。

 

 

この記事はいかがでしたか?
  • 大変参考になった
  • 参考になった
  • 普通
全ての記事が読める有料会員申込はこちら1ヵ月につき3件まで(一部を除く)閲覧可能な無料会員申込はこちら

関連記事



<スポンサー広告>