2026年8月12日号 13面 掲載
介護事務をAIが代行 FAXを自動で仕分け
2026年8月16日
ケアchat(大阪市)は、介護業界に特化した生成AIによる業務効率化ソフトウェアサービス「AI介護事務」を開発した。2026年3月に同社と資本業務提携契約をした、医療・介護・福祉グループのACG(あおぞらケアグループ/鹿児島市)と共同で販売していく。
複数事業所を運営する法人をターゲットに、初年度25社、3年後に150社の導入を目指す。
現在、介護事業者間、介護事業者と病院や地域包括支援センターなどとの情報のやりとりではFAXが多く利用されており、届いたFAXの仕分けや整理、保存が業務上の大きな負担になっている。さらに紛失するリスクもある。
AI介護事務では、届いたFAXについてAIが利用者名や書類の種別を判読し、専用のフォルダーに仕分けして保存する。このほか、削減したい事務業務や達成したい工数目標をヒアリングし、利用者ごとにカスタマイズしたAIを開発・提供する。
「利用者800名規模の訪問介護事業所で導入した場合、書類のファイリング、転記などの時間が1ヵ月で181時間削減されると試算される」と同社ではコメントする。
価格は初期導入費が19万8000円~、月額が3万9600円~(いずれも税込)。価格は利用者数により変化。法人単位の契約のため、複数事業所での利用も可能。
ケアchatは、介護・福祉業界に特化したソフトウェア会社として24年に設立。ACGは06年の創業。九州で高齢者住宅、デイサービス、訪問介護などを展開している。

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