2026年9月16日号 11面 掲載
ラインナップに常食追加 厨房シフト効率化に/ベネッセパレット
2026年9月19日
ベネッセスタイルケアグループ(東京都新宿区)のベネッセパレット(同) は8月20日、介護施設向け完全調理品「パレットデリ」シリーズで常食の販売を開始した。これまで「Neo きざみ食」やソフト食、ミキサー食など形態食を展開してきたが、外販を進める中で「常食も揃えてほしい」との要望が多く寄せられていた。常食の追加により、通常食から形態食まで組み合わせて提案できる体制を整える。

通常食の献立例(洋食)
同グループの老人ホームでは、完全調理品を活用した厨房運営も進めている。中でも「ここち」シリーズでは、完全調理済食品を1日3食活用し、パート職員を中心とした体制で毎日の食事提供を10年以上にわたり支えてきた。定員66人の「ここち稲毛」では、パート職員4人の1日のシフト合計時間は21時間にとどまる。
食器洗浄時間は従来の3分の1に削減され、イベント時以外の残業はゼロ。朝の出勤時間も5時半から6時半に繰り下げ、公共交通機関を使う人も勤務可能になったという。
同社の永緑剛社長は「すべてを一括で切り替える方法だけでなく、形態食だけ先に導入するなど、厨房や利用者の状況に応じて活用してほしい」とし、段階的なハイブリッド運用も提案している。
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