2026年9月23日号 1面 掲載
【コラム】介より始めよ
2026年9月23日
9月15日の「老人の日」の記念行事として国が行っている「百歳高齢者表彰」。100歳以上の高齢者の数は、表彰が始まった1963年には全国で153人であったが、現在は10万7677人となり、初めて10万人を超えた。
▽一方で、85歳以上では要介護認定を受ける人の割合が約6割に上る。長寿化が進む中で現代の日本社会は、減少する生産年齢人口で、より多くの高齢者をより長く支えなければならない時代に差し掛かっている。
▽ただし、昔より元気な高齢者も増えた。厚労省は表彰に伴って、各地で活躍する100歳以上の高齢者を紹介している。101歳でトラクターを購入し畑仕事に励む人、102歳で富士山登頂に成功した人、100歳で歌集・論集を出版した人など、紹介されている人々はまさに「生涯現役」を体現する存在だ。こうした高齢者がますます活躍してくれることを願いたい。

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