2026年10月28日号 1面 掲載
【コラム】介より始めよ
2026年10月28日
10月20日、プログラミング言語「PHP」の重大な脆弱性について事前警告が出された。翌21日には詳細と修正プログラムが公表され、高市早苗首相も緊急の注意喚起を行う事態となった。詳細の公表は弱点の公表と同義であり、国内の多くのウェブサービスが予防的に停止した。
▽進化した生成AIは脆弱性の発見に役立つ一方、攻撃者の技術的なハードルも下げ得る。教訓とすべきは、自社のシステムの安全性をどこまで把握しているかという点だ。緊急対応が進んでも、更新が完了したか、情報漏えいの痕跡がないかを確認する必要がある。
▽IT専任者がいない中小事業者こそ、委託先にPHPの使用状況や更新履歴、保守責任の範囲を確認したい。利用者の個人情報と事業継続を守るため、平時からの状況把握が重要だ。

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