2026年9月16日号 1面 掲載
【コラム】介より始めよ
2026年9月16日
高齢者の運転免許更新時の検査が厳格化されそうだ。現在、75歳以上で、過去3年間に違反歴のある人が免許を更新する際、運転技能検査を受ける必要がある。このとき、一時停止や指定速度による走行、右折・左折、信号通過、段差乗り上げの技能を評価する。
▽9月3日に警視庁が開催した有識者検討会では、課題として「方向変換」を追加し、「安全不確認」「一次不停止(大)」の減点点数を引き上げることが提言された。一部地域で行った実証実験では、現行基準で93.9%だった合格率が、基準見直しを全て適用した場合70.7%にまで下がる推計という。
▽75歳以上の運転者による死亡事故割合は増加傾向で、2025年時点で17.6%。ただ、中山間地域では車がライフラインとなっている場合が少なくない。移動販売の充実など、車がなくとも住み慣れた場所で高齢者が過ごせる環境づくりも求められる。

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