2026年9月9日号  1面 掲載

【コラム】介より始めよ

2026年9月9日

しまむらが、店舗に来ることが難しい高齢者のもとへ出向いている。介護施設などで行う出張販売は、2025年度に約280回実施。26年度は年間400回を目標に掲げる。通販では届けにくい「買い物の時間」まで運ぶ取り組みだ。

 

▽出張販売を含む買い物支援サービス「しまサポ」の売上目標は合計2億円。同社の年商約7000億円のうちのわずか約0.03%ではある。それでも、全国約2200の店舗と物流網を「地域へ出向く拠点」に変えた。

 

▽人口減少・超高齢社会において、官民だけで高齢者の生活を支えることはできず、産業の参画への期待は大きい。しまむらは自社を「衣料品販売における社会インフラ」と捉え、社会貢献を本業の仕組みに載せている。介護施設も異業種との接点を増やし、生活者が集まる新たな市場として、自らの価値を伝えていく必要がある。

 

 

 

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